L2Blocker 導入実績静岡県教育委員会様

静岡県教育委員会が実現した、教育現場に負担をかけないセキュリティ運用とは? 高校GIGAスクールも後押しした「L2Blocker」

2019年12月に文部科学省が打ち出した「GIGAスクール構想」はコロナ禍により実施が前倒しされ、教育現場では児童生徒への1人1台の情報端末の配布やネットワークの整備が2020年度に急ピッチで進められ、教育現場のICT化は大きく前進した。しかし、セキュリティ対策や補助予算がつかなかった高等学校の対応など、課題はまだ多く残されている。本稿では、GIGAスクール構想におけるセキュリティ対策のポイントや、高等学校のGIGAスクール構想実現に向けた県独自の取り組みについて、静岡県教育委員会の担当者にお話を伺った。

静岡県教育委員会様

住 所
〒420-8601 静岡県静岡市葵区追手町9番6号
ホームページ
http://www.pref.shizuoka.jp/kyouiku/index.html
静岡県教育委員会について
都道府県、市町村等に設置される行政委員会の一つであり、教育・文化・スポーツ等に関する事務を行う合議制の執行機関です。

 

 

  • 各学校に“1人1台”のICT環境を整えるなか、ネットワークへのアクセス認証が課題に

    「“ふじのくに”づくり宣言」のもと、物心ともに豊かなまちづくりを進める静岡県庁で、教育行政におけるICT教育の環境づくりを支援するのが、静岡県教育委員会教育政策課ICT教育推進班だ。 ICT教育推進班では、県立学校におけるネットワークの運用管理を含めた、校内インフラの構築支援やICT環境構築支援を手掛けている。

    静岡県教育委員会においてもGIGAスクール構想に基づき、対象となる県立高等学校の付設中等部2校と、県立特別支援学校の小学部と中等部への端末の配布し、県立学校全普通教室への無線アクセスポイントの設置と県立高等学校の学習系ネットワークを直接民間プロバイダへ接続するローカルブレイクアウト(以下、LBO)の構築を含む校内LAN整備を早期に完了させた。

    2021年度に県として県立学校を対象に生徒個人所有端末の利用による1人1台環境を整備する方針が固まり、セキュリティを担保したうえで生徒の個人所有端末を接続できるネットワークを構築。
    一部の県立高等学校は校舎改築等の理由によりGIGAスクール構想に基づく校内LAN整備を行わなかったが、従来の学習系ネットワークがLBO導入により通信帯域が減少したため、LBO未整備校についても生徒個人所有端末の利用が行えるようインターネット接続環境の向上を図った。

    学習系ネットワークへのアクセス時には無線アクセスポイントによるMACアドレスフィルタリングで端末を制御していたが、教育現場への大きな負担が懸念されていた。

  • *取材日:2021年11月
  • *記載の呼称、組織名等は取材時のものです。

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【主な内容】
 ・GIGAスクール構想における静岡県教育委員会の取り組み
 ・ネットワークへのアクセス認証の課題
 ・L2Blocker の導入・展開
 ・今後の静岡県教育委員会のアプローチ

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